AYUTAKA Gallery - Glass Carvingの世界 -
Please see my artwork first. and feel it freely.
- Alive_together -
2020 「東京展 in 横浜」出展作品
11月30日~12月5日
Gallery SHIMIZU
Alive_together 「 healing -遠い空 - 」
当たり前に過ごしてきた日々が一変し、大変な毎日を過ごされている全ての人々へ。
このひと時だけでも穏やかな気持ちでありますように…と、また平穏な日々が一日でも早く戻りますようにと、想いと祈りを込めて
「地球を優しく包み込む女神(ガイア)」をガラス皿に彫刻致しました。
また、こちらの作品は「アーティストとして何か一緒にできたらいいね」と、作曲家「桜木玲」さんに曲を付けて頂きました。
Youtubeにアップロードしてあります。動画を見に来てくれた方が、少しでも元気になってくれたら良いなぁ。
作曲:Ray Sakuragi (YouTube Music)
ガラス彫刻(Glass Carving):Ayumi Takahashi
Alive together - 音無夜 -
降り積もった雪は、生き物たちの足音を優しく包む。白い森の中で、二匹の鹿が何かを探しています。空には満点の星空…そんな情景を T型ピルスナーグラスに表現してみました。
Alive together - Orion -
澄んだ冬の空を彩るオリオン座の下で「今日はこっちに行ってみよう!」と、二匹の白ウサギが楽しそうに跳ねまわっています。未開封のビール瓶に彫刻するという初めての試みです。
Alive together - 月とコヨーテ -
今年は人々が「生きる」という事に対し、沢山の課題が降ってきた年となりました。動物たちは、この地球上で過酷が当たり前の日常を生きています。
何を守り、何に生きるのが正しいのか・・・。
コヨーテはとても賢い動物です。また、地球上でもっとも適応力のある動物としても知られています。テリトリーを守るため、仲間との絆を深めるため、夜になるとアメリカ南西部にコヨーテの高く美しい遠吠えが響き渡るそうです。
「未来の為に賢く生きよ」
そう言われている気がしてなりません。
Alive together - 空を制する -
どんな時代であろうと、悠々と力強い羽ばたきをやめないのが犬鷲。
絶滅危惧種の「レッドリスト」にも名前が載っている犬鷲は、森林伐採などにより絶滅寸前とまで言われています。
この作品ですが、空の青でさえ断ち切るが如く天翔ける犬鷲を、釣り下げ式の燭台に彫刻しました。
真っ直ぐ獲物を見つめ、降下するさまが上手く表現できたと思います。
Alive together - 空を制する(ペア) -
犬鷲のペア作品です。犬鷲はペアごとに縄張りを持っており、その広さは平均で60km2とも言われています。彫刻した燭台は球体で中が空洞になっているので、こちらのガラスの中には木の枝を入れて犬鷲の巣をイメージしました。「- 空を制する -」は、こちらの雌の犬鷲と合わせて1作品となっています。光の当て具合で、印象がとても変わって見えるのがとても面白いですね。
Alive together - Carry Happiness -
同じ鳥シリーズでも、こちらはとても可愛らしい作品となっております。耐熱グラスに彫刻された2羽の小鳥が、左右のグラスから次々と草花を運んでいる様子がわかりますか?元々は、友人の結婚祝いに考案したモチーフでしたが、とても評判が良かったのでシリーズ化してみました。せっせと花を運ぶ小鳥たち。中央の耐熱ポットには、間もなくお花がいっぱいの可愛い巣が出来上がる事でしょう。
Alive together - 雪豹 -
雪豹をグラスリッツェンで仕上げました。今回の「Alive Togrther」の代表作です。
この雪豹も絶滅危惧種に指定されている動物達の1種類です。地球温暖化に加え、建設物などにより住める場所が減少、また密漁などで、多くの生き物の命が失われようとしています。幸運な事に、まだ私達は雪豹を見る事は可能な状態ですが・・・。少しでも長く、生息し続けてくれることを願うばかりです。
そんな雪豹を制作するにあたり、どうしても雪豹の綺麗な模様を表に出したかったという事で、通常彫っている形とは真逆にポジネガを反転させて彫刻していきました。
透明ガラスの場合、彫が入っていない部分が透けて黒く見えるため、実写のような表現を施したい場合は、白い部分のみを彫刻するという技術が必要となってきます。これが非常に難しい。う~ん、う~んと頭を悩ませながら一生懸命に彫りました。
全体図は雪豹の周りに雪の結晶を散りばめた作品となっております。結晶部分も直線的な要素がとても多いため、フリーハンドで彫っていくのはとても時間がかかりました。一言で言うならば今まで手掛けた作品の中で「一番難易度が高かった作品」と言えます。